2017年6月20日の断片日記

▼仕事を早めに切り上げて、電車に飛び乗って、閉店間際の「あの」花屋にすべりこんで、花を買ったよ。昼間のうちに選んでおいたグラスに活ける。なるべく元気に咲いてもらうべく手入れをしようと思っている。このことは、なんとなく独立させて書いておかなければいけない気がした。ので、書いた。生花はよい、実によい。僕の部屋にまた「花」が咲いてくれているという事実だけで。
 
 
シャムキャッツの新作が日付変わって今日リリース。
 

シャムキャッツ - Travel Agency (Lyric Video)

好き。『Friends Again』という主題もそうだし、「暗闇に手を伸ばせ」とか聞けば、ああ…と思う。でもそれとは全く違う文脈で、僕は僕なりにそれらのことを考える。僕にとってのそれはやはり日々であり人生であり歴史だ。だから、この作品は2重の意味でフィジカルで買った方が絶対にいいよねというのがあって、何とか時間を作ってCDショップで買おうと思っている。実現したら、いつ以来だろう。新譜をショップでだなんて。
 

言葉を捨てるなんて まだまだかかりそう
笑ってるだけだと ダメな時もあるね
ゆっくり準備をしよう 周りははしゃぐけれど
恋人に触れるように 暗闇に手を伸ばせ
 
夢から覚めたら次の国へ いつか楽園へ着く頃まで スケベでいたいね

最近はそういうことをずっとどこかで考えていたから、初夏の折の歩くリズムと同じようなこの曲のこと、予想以上に愛している。「恋人に触れるように暗闇に手を伸ば」すことが、恋人に触れるように触れてあげられなかった僕に果たしてできるのだろうかという不安が気温と湿度に溶け出していく。でもそれがやるべきことなら、やってみよう。スケベでいよう。そんな気分。気分は偉大だ。