2017年5月30日の断片日記

▼朝から晩までクタクタである。ゆえ、色恋沙汰に身を投じている若い小田急線ユーザーに対する「念」が我ながらひどい。どうひどいかというと、それが結局は自己に向かう点である。めくるめく自意識で人は死に至ることもあるのではないかと思えるほどだ。帰り道は、こころが良くない。夜だからだね。
 
 
▼短歌の企画に参加しようかな、といくつかを一応練り上げてみたものの、「衣」については1首にしぼれず(思い入れの問題である)ルールを守れなかったので参加はナシでここに無造作に並べておく。さすがに初参加でいきなりルール無視はまずい。でもなんか、お題だけ拝借しているようで落ち着かなさはある。いやまあ「衣」を1首にしぼればいいだけの話ではあるんだけど…そうもいかないのが自分の御しがたいところではある。
 
 
◆以下。
 
1.青葉
 
根を張った青葉を冠しこの土地も皐月の折は君たちの街
 
 
2.くつ(靴、屈、窟など他の読みかたも可)
 
お別れに急かされあの娘ブレザーで「私のためよ」くつくつわらう
 
 
3.カーネーション
 
J-wave今月のパワープレイはカーネーションで「愛のさざなみ」
 
 
4.衣
 
川のそば夏売る店でふたりして歯に衣着せず青のりまとう
 
青い白衣が着たいのと面接を受けるあの娘は夜更かしばかり
 
 
5.夕凪
夕凪に吹かれて香る丑の日に祖父の戦争トーク遠くへ
 
 
テーマ詠「運動会」
 
練習が毎日だもん授業中眠くなるのは仕方ないよね