重ねられた生活 20170819~0825

0819(Sat)

雨と仕事。というかどしゃぶり。特にトーキョーの方はえらいことになっていたようで、花火大会のことを、というかそのことを通して別のことを考えていた。
 
そしてホテルに戻って、ひいきのチームが負けるのを見届ける。愉快なことが何もない。(3)
 
 

0820(Sun)

雨と仕事。ホテルに戻って、ひいきのチームが負けるのを見届ける。愉快なことが何もない。(4)
 
 

0821(Mon)

ホテル住まいの間だけ、テレビから情報が入ってくる。それで朝方のエンタメニュースでthe brilliant greenが復活ライヴをしたという話題をやっていて、ソースをかえればそういう情報も入ってくるのかと当たり前のことを考えるなど。それにしてもどの局の映像でも「There will be love there」ばかり流されていて(とはいえその日のセットリストは知らないのだけれども)、なんか酷だよなあと感じてしまった。まあもちろん僕だって別段熱心なリスナーというわけではなく、偉そうなことは何一つ言えないのだけれども。1stと2ndは比較的愛聴した。シングルカット乱発状態の2ndは特に聞いた(とか言うと『Morning Glory』みたいね)。シングルでは「冷たい花」と「そのスピードで」が大好きで、「愛の★愛の星」というタイトルが無性に好みだった。

the brilliant green - Tsumetai Hana / 冷たい花 (Live)
 
 

0822(Tue)

出張から部屋に戻ってから泥のように眠った。夜中の変な時間に目覚め、グラス1杯の水を飲みほしてため息。君の不在を思ったのだった。

8年の間、何度となく僕らは別れては出会うことを繰り返し、永遠はないことのアナロジーを愉しむ共犯関係の中にいた。その都度、喪失を覚えていたことは確かで、少しずつ崩壊へ向かっていることにも気づいていたし、だからこそ美しく終わらせたいと願っていた。現実は厳しくて、最期はお互いに知らないふりと気づいているふりをしながら近づいて、終わった。そう、終わったのだ!そのことを受け入れ、未来へ向けて反復を続けていくことに決めた。そのことはしっかりできている。でも…この8年、君の名を呼ばなかった日なんてないのだった。今朝だって、今だって、きっと明日だって。

You will always be inside my heart
いつもあなただけの場所があるから
I hooe that I have a place in your heart too
Now and forever you are still the one

 
あの日君がその日々の中で一度だって聞くことのなかった歌を突然口ずさんだこと、たまにこうやって思い出す。置き土産としてはあまりにもできすぎた、最高の贈り物だと思う。


Utada Hikaru 宇多田光 - First Love. Utada United 2006
 
 
めそめそしつつ、おずおずとベッドへと戻る。おとななのにね。でも、こういう日がやってくる間隔がだんだん開いていって、なんとかなっていくのだろう。
 
 

0823(Wed)

若干の寝坊をしてばたばたと支度をしていく。晴れている…!暑いけど嬉しい。日差しが本当に嬉しい。汗だくになりつつも、曇天続きの頃のような気持ちはどこへやら。仕事はクソなことばかりだったけど、それでも晴れていたということだけでオッケーなのだった。
 
 

0824(Thu)

晴れている。万歳をしたくなるほどの喜びだ。
 
仕事を終えて、久しぶりにあの娘と電話で話して、新しい英単語帳を買って、新調したアイロンをためした。なんということだ。生活だ。
 
  

0825(Fri)

晴れが続いているおかげで何とか頑張れている。職場に向かう途中に天気予報を確認すると、野音の日にむけて天候が怪しいような表示になっていてちょっと萎える。なんとか晴れてほしい。
 
意識して仕事中の人格とそれ以外を切り離そうとしている。先日も個人としてここ数年でも最も腹立たしい出来事に見舞われ、それはそれはひどい気分になっていたのだけれども、自分を役割の背後にかくして何とかやり過ごすことに力を注ぎ、その場をしのいだ。年齢を重ねると短気になるというでしょう?こうやって気をつけていかないとね。近所にできたスーパーのヘビーユーザーになりかけの今週はここまで。